泌尿器科案内
今回2021年10月より蓮台寺クリニックに泌尿器科を開設いたしました。
泌尿器科を担当致しますのは木谷公亮(きたにこうすけ)です。1990年に熊本大学泌尿器科に入局後、2002年より熊本中央病院泌尿器科に勤務し、2008年からは泌尿器科部長を務めまして2021年10月より当院にて勤務しております。
泌尿器科は、おしっこが出にくい、排尿間隔が近い、夜起きてしまう、間に合わずに漏れてしまう、夜尿症などの排尿障害をお持ちの患者さんの診療をはじめ、血尿や尿路結石、前立腺がんや膀胱がん、腎臓がんなどの泌尿器科関連のがん、排尿時痛を伴う膀胱炎や高熱が出る腎盂腎炎などの尿路感染症、尿道炎や梅毒などの性感染症、勃起不全などの病気を対象とした診療科です。
当院に備えております検査機器としましては、
・軟性膀胱鏡(エービュー2アドバンス、AmbuⓇ)、
・超音波装置(F37、日立アロカメディカル)、
・尿流量測定器(フロースカイ、TOTO株式会社製)
等があります。
・CT装置(Aquilion Lightning TSX-035A Canon)
も備えていますので尿路結石、尿路腫瘍の有無についての検査はもちろん、必要な場合は肺や腹部の他の臓器の検査なども可能です。当院横山院長は放射線科専門医でありますので診断も的確におこなえます。健診にて指摘された血尿についての検査(超音波検査、CT検査や膀胱内視鏡検査など)、前立腺がんの腫瘍マーカーである前立腺特異抗原(PSA)が高い場合の前立腺組織検査などもおこなっております。
透視用レントゲン装置も備えておりますので、尿管がんや腎盂がんの有無を調べる逆行性腎盂造影や尿管結石によって発症した腎盂腎炎等に対する尿管ステント留置術もおこなうことができます。
また、前立腺組織検査、尿管ステント留置術後や尿管結石による痛みが強い場合、腎盂腎炎・前立腺炎などの高熱が出る尿路感染症が起こった場合には関連施設(えず総合診療所、熊本市東区画図町重富)での入院経過観察も可能です。
尚、手術療法を必要とする患者さんにはご本人やご家族と相談の上、然るべき基幹病院へのご紹介をさせていただいております。
近年は高齢化が進み、施設などへの入所や在宅療養中で往診を必要とする方が増え、排尿管理および尿路管理に関する問題や発熱を伴う尿路感染症に対する治療など泌尿器科医の関わりを必要とする状況も増えてきております。当院では、泌尿器科疾患に関する訪問診療もおこなっております。携行可能な超音波装置(ポケットエコーMiruco、SIGMAX社製)も備えておりますので、膀胱エコーによる残尿量の確認や尿路感染症が疑われる患者さんの水腎症、尿路結石の有無をご施設やご自宅で検査可能です。往診での尿道カテーテル留置および交換や膀胱瘻の交換などもおこなっております。
泌尿器科受付時間
午前8:30〜12:30, 午後13:30〜17:00
泌尿器科診察時間
午前9:00〜13:00, 午後14:00〜17:30
*月曜の午前、水曜日の午後、木曜終日、及び土曜日の午後は休診となります。
当医院の2024年3月からの診療状況です。